
来月9日に開かれる平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックで南北が11年ぶりに合同入場することになりました。
南北高官級会談が9日、南北軍事境界線がある板門店の韓国側施設「平和の家」で開かれ、南北は、平昌冬季オリンピックで南北の選手団が合同で入場することで合意しました。
午前の会議で、韓国側は北韓側に南北合同での入場や北韓応援団の派遣を提案しましたが、これに対して北韓側は、高官級代表団、応援団、芸術団、テコンドー模範演技団、記者団などを派遣するとはしたものの、合同入場については、言及を避けていました。
しかし、午後の会議で、合同入場にも合意したということです。
これで、南北の選手団は2007年1月に中国で開かれた冬季アジア大会以来11年ぶりに合同入場することになりました。
国際スポーツ大会では、2000年にオーストラリア・シドニーで開かれたオリンピックで初めて南北合同で入場して以降、10回目となります。
南北合同での入場が実現することになったことで、南北それぞれの旗手を務める選手が誰になるかやどんな旗を掲げるかなどに関心が寄せられています。