マクロン仏大統領と電話会談 文在寅大統領
2018-01-19

ニュース


文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、18日夜、フランスのエマニュエル・マクロン大統領と電話で会談し、平昌(ピョンチャン)オリンピックを成功させるための両国の協力について話し合いました。
電話会談は、夜7時20分から30分間行われ、文在寅大統領はマクロン大統領に平昌オリンピックへの北韓の参加を巡る南北会談の結果などを説明し、今回のオリンピックが平和な雰囲気の中で成功裏に開催されるよう準備していると説明しました。
そして文大統領は、「今回の南北対話と北韓のオリンピック参加が、南北関係を改善し、韓半島の緊張を緩和するきっかけとなることを期待している。ひいては、北韓の核問題の解決に向けた対話につながることを望んでいる」と述べました。
そして、フランスが北韓の核問題の解決に積極的に協力してきたことについて感謝の意を表し、両国がこれからも北韓の核問題の平和的解決と韓半島の平和定着のために協力したいと提案しました。
大統領府青瓦台の朴洙賢(パク・スヒョン)報道官によりますと、これについてマクロン大統領は、文大統領が韓半島と世界の平和のために積極的に取り組んできたことを評価し、今回の南北対話を歓迎したということです。
マクロン大統領は、また、韓国政府の韓半島政策を支持するとし、今後韓半島で緊張が高まることを防ぎ、北韓の核問題を解決するために必要な役割と貢献を続けたいと述べました。
そして、北韓のオリンピック参加を歓迎するとともに、平昌オリンピック・パラリンピックが韓半島と全世界の平和なオリンピックとして成功することを祈ると述べました。
文大統領は、マクロン大統領に平昌オリンピック・パラリンピックへの出席を要請し、マクロン大統領は、感謝の意を示して検討すると述べました。
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