平昌開会式前日に軍事パレード 北韓が計画
2018-01-19

ニュース


北韓は、平昌(ピョンチャン)オリンピック開会式の前日に、平壌(ピョンヤン)で軍事パレードを行う動きをみせていることがわかりました。
韓国政府関係者が18日、明らかにしたところによりますと、北韓は、2月8日に平壌の飛行場に1万2000人の軍隊と軍事車両50台程度を集めて、軍事パレードの準備をしているもようです。
2月8日は、北韓が正規軍を創設したとされる日ですが、平昌オリンピックの開会式前日にもあたります。
これについて、韓国の日刊紙、東亜日報は、北京の北韓大使館が各国大使館に送った公文書を入手していて、この公文書には、各国大使館の関係者を2月6日から10日まで平壌に招待すると書かれています。
こうした北韓の動きについて、社団法人「世界北韓研究センター」のアン・チャニル所長は、「北韓は、平和と軍事的緊張が共存する韓半島の奇妙な風景を演出して、いつでも戦争が起きる可能性があり、北韓と仲良くすべきだというメッセージを示したがっているようだ。世界の目を平昌ではなく平壌に引き寄せ、宣伝に利用しようとする可能性が高い」という見方を示しました。
北韓は1948年2月8日に朝鮮人民軍を創設していて、2015年には、この日に閲兵式を行っています。 
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