晴れのソルナル オリンピック選手団は合同祭祀
2018-02-16

ニュース


きょう2月16日は韓国の旧正月、ソルです。
朝はきびしく冷え込みましたが、全国的におおむね晴れ、穏やかなソルとなりました。
家庭では、朝早くから家族が家の中で先祖に敬意を表する「茶礼(チャレ)」の儀式を行いました。そのあと先祖の墓参りをし、家族一緒の時間を過ごしていました。
北との軍事境界線近くの京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)市の臨津閣(イムジンガク)には、北韓が故郷の人たち1000人あまりが集まって、祖先を敬う祭祀を行いました。
これには趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官も出席し、北韓の空を見上げて苦しい生活をしているはずの親族たちの無事を祈りました。
冬のオリンピックが開かれている江原道(カンウォンド)江陵(カンヌン)のオリンピックパーク・コリアハウスでは、韓国の選手たちが合同で祭祀を行い、韓国風のお雑煮「トックク」を食べました。
一方、ソウル都心にある朝鮮王朝時代の王宮の故宮は、いずれも無料で開放され、国内外からの観光客で賑わっています。
ところで、高速道路は、朝早くから渋滞が始まりました。帰省する車と都会へUターンする車の両方とも次第に増え始め、16日午後4時から5時にかけては渋滞がピークに達し、17日午前2時ごろに解消されるものとみられています。
韓国道路公社は16日の交通量は、全国で537万台となると予測しています。
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