金英哲氏来韓 韓国政府が国民に理解求める
2018-02-24

ニュース


北韓が平昌オリンピックの閉会式に金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長兼統一戦線部長を派遣することにし、韓国政府がこれを受け入れたことについて、政府は国民に理解を求めました。
金英哲氏は、2010年に西の海、西海で起きた、北韓による韓国海軍の哨戒艦沈没事件を主導したとみられており、遺族らは受け入れ撤回を要求する声明を発表するなど、強く反発しています。
これに対して統一部は23日、メディアなどにこの問題についての説明資料を配りました。
それによりますと、2010年5月、韓国軍と民間の合同調査団が、哨戒艦沈没事件は北韓の魚雷攻撃だったと断定したことについて、改めて「明白な北韓の軍事的挑発だった」と認める一方、この事件は金英哲氏が主導したとは特定されていないとしたうえ、金英哲氏は南北関係改善と非核化問題を協議するための責任ある人物だとしています。
そして韓国の国民に対して大局的で未来志向の観点から理解を求めています。
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