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経済

化粧品メーカー「リリーカバー」

#韓国技あり企業 l 2021-08-23

週間経済フォーカス

ⓒ LILLYCOVER

きょうご紹介した企業は、大邱市東区にある化粧品メーカー「リリーカバー」です。

美容分野にIT技術を組み合わせた製品やサービスのことをビューティーテックといいます。「リリーカバー」は、注目されているビューティーテックのスタートアップです。

「リリーカバー」は、2016年12月に設立され、AIとビッグデータを活用し、個人の肌に特化した化粧品を提案しています。代表的なサービスは、カスタム化粧品のサブスクリプションサービス、つまり、毎月定額で、カスタマイズされた化粧品を消費者の自宅に届けるサービス「タンブ」です。人によって肌の状態はまちまちです。また、天候や、何を食べたか、ストレスの度合いなども肌に影響を与えます。「タンブ」は、ビッグデータと人工知能アルゴリズムによって皮膚の状態を正確に測定・解析し、その結果についてユーザーに分かりやすく説明します。そして、肌の状態に合った化粧水や乳液などの化粧品を2週間に1回の頻度でユーザーの自宅に届けます。

「リリーカバー」のサービスの最大の特徴は、環境や身体の状態によって時々刻々と変わる肌の状態に合わせた化粧品をスピーディーに提供することです。「リリーカバー」が独自に開発した小型の化粧品製造機器「エニマ(Enima)」に顧客の皮膚のデータを入力すると、それに合った化粧品がわずか2~3分でできあがります。皮膚の診断から化粧品の製造、発送までに2~3日しかかからず、消費者は、今の肌の状態にぴったり合った、2週間分の化粧品を受け取ることができます。

「リリーカバー」は、AI=人工知能技術を採用し、肌に関する大量のデータ、ビッグデータをもとに、皮膚科専門医と共に独自の解析アルゴリズムを開発し、特許を取得しました。皮膚の状態を測定する機器も開発しました。名前は「ミュリ(MUILLI)」です。手のひらサイズで、重さは200グラムもありません。搭載されているカメラで目じり、鼻、あご、頬、額の5か所を撮影し、毛穴やしわ、赤みなど皮膚の状態を自動的に分析します。

「リリーカバー」は、去年、大韓民国優秀商品展示会「G-FAIR KOREA」で最優秀製品賞を受賞したほか、ジョンソン・エンド・ジョンソンのスキンケアアワードで、賞を受賞するなど、多くの成果をあげています。

一人ひとりの肌に特化した化粧品を提案する「リリーカバー」。新型コロナの流行で「ホームエステ」が注目されるなか、人工知能やビッグデータなど最先端技術を活用したサービスで市場がどこまで拡大するか、注目されます。

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