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論点

トランプ大統領、6月に韓国へ

2019-05-18

ニュース

ⓒYONHAP News

トランプ大統領は6月下旬に大阪で開かれるG20サミットに出席するため日本を訪れるのに合わせ韓国も訪問することになりました。

大統領府青瓦台の報道官は16日、トランプ大統領が6月下旬に韓国を訪れ、文在寅大統領と会談することになったと発表しました。

ホワイトハウスのサンダース報道官も同様の内容を発表しています。

トランプ大統領は6月28、29の2日間、大阪で開かれるG20首脳会議に出席する予定で、その前後に韓国を訪問する見通しです。

具体的な日程は調整中ですが、G20首脳会議が終わったあとに韓国を訪れる可能性が高いとみられます。

青瓦台の報道官は、両首脳は緊密な協力を通じて韓半島の完全な非核化を実現するための方策や韓米同盟関係強化について話し合う予定だと説明しました。

また、ホワイトハウスの報道官は、最終的かつ完全で検証可能な北韓の非核化を実現させるための協力について話し合うほか、両国の同盟関係、友好関係強化についても話し合うことになるとしました。

トランプ大統領の韓国訪問は2回目で、文在寅大統領就任後、トランプ大統領との首脳会談は8回目となります。

両首脳は直近では4月にワシントンで会談しています。

今回の首脳会談は米朝非核化交渉が膠着している中で開かれることになり、これまでになく関心が寄せられています。

北韓は今月に入って2回にわたってミサイルを発射、一方でアメリカ政府はこのほど、制裁決議違反を理由に北韓で二番目に大きな貨物船を差し押さえ、北韓が強く反発するなど、状況は4月の韓米首脳会談からさらに悪化しています。

アメリカ政府は差し押えの理由として、この貨物船が国連安全保障理事会の対北韓制裁決議に違反して石炭を輸送したとしていて、差し押さえに続いて、貨物船を完全に没収するための民事訴訟もニューヨーク連邦裁判所に提起しました。

今回の首脳会談ではこうした事態を打開するための方策について意見交換が進むものとみられます。

青瓦台とホワイトハウスがともに韓米同盟関係の重要性に言及したことも注目されています。

2月の米朝首脳会談が決裂したあと、海外のメディアからは北韓の核問題をめぐって韓米関係に亀裂が生じたとする指摘もある中、今回の首脳会談はこうした懸念を払しょくする契機になるとみられます。

一方で韓米首脳会談に先立って、南北首脳会談が開かれる可能性もあるとの指摘もあります。

文在寅大統領は4月にワシントンでトランプ大統領と会談した際、「近く南北首脳会談を推進する計画だ」と説明し、トランプ大統領は、南北接触を通じて「北韓の立場を可能な限り速やかに知らせてほしい」と応じました。

南北首脳会談が開かれれば、文在寅大統領を介してアメリカと北韓はともに相手の真意をある程度は把握できることから、南北首脳会談は事態を打開するための重要な機会だとする指摘もあります。

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