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ライフスタイル

ヤクシク(薬食、약식)

2011-01-12

ヤクシク(薬食、약식)

朝鮮時代には、はちみつは薬(ヤク)だと考えられており、はちみつの入った酒は薬酒(ヤクチュ)、はちみつの入った飯は薬飯(ヤクバン)、はちみつの入った菓子は薬菓(ヤククァ)と呼ばれていた。1年の歳事が書かれた「東国歲時記」には、5世紀頃から続いていた旧暦の1月15日、つまり正月デボルムの日の風習に関する記録がある。それによると、488年頃、新羅の21代目の王、炤知(ソジ)王が、旧暦の1月15日に暗殺されそうになったところをカラスのおかげで命拾いしたため、毎年旧暦の1月15日を「烏忌日」と定め、からすのために供え物をしたとされ、そのときに供えたのが薬食(ヤクシク)だったという。

主な材料 :
もち米カップ3、ごま油大さじ3、塩小さじ2/3、しょうゆ大さじ3、砂糖カップ1/3、シナモンパウダー小さじ1/2、はちみつ大さじ2

ヤンニョム(味付け) :
飾り : 干しなつめ8個、栗10個、胡桃70g、ひまわりの種大さじ2、かぼちゃの種大さじ2、松の実大さじ1と1/2


もち米を6時間以上水につけ、水気を切っておく。もち米を6時間以上水につけ、水気を切っておく。
飾りに使う干しなつめはかつらむきし、1cm幅に切る。栗は鬼皮、渋皮をともにむき、4等分する。胡桃は半分にする。ひまわりの種、かぼちゃの種、松の実はそのまま使う。飾りに使う干しなつめはかつらむきし、1cm幅に切る。栗は鬼皮、渋皮をともにむき、4等分する。胡桃は半分にする。ひまわりの種、かぼちゃの種、松の実はそのまま使う。
分量のしょうゆ、塩、砂糖、はちみつ、ごま油、シナモンパウダーをボウルに入れよく混ぜ、ソースをつくる。分量のしょうゆ、塩、砂糖、はちみつ、ごま油、シナモンパウダーをボウルに入れよく混ぜ、ソースをつくる。
蒸し器に綿布を敷き、その上に水気を切ったもち米をならすようにして入れ、中火で50分ぐらい蒸す。蒸し器に綿布を敷き、その上に水気を切ったもち米をならすようにして入れ、中火で50分ぐらい蒸す。
蒸したもち米とつくっておいたソース、干しなつめ、栗、胡桃、ひまわりの種、かぼちゃの種、松の実を、ソースがなじみきれいなしょうゆ色になるようによく混ぜ合わせ、綿布を敷いた蒸し器に中火でさらに20分蒸す。蒸したもち米とつくっておいたソース、干しなつめ、栗、胡桃、ひまわりの種、かぼちゃの種、松の実を、ソースがなじみきれいなしょうゆ色になるようによく混ぜ合わせ、綿布を敷いた蒸し器に中火でさらに20分蒸す。
蒸し器から取り出した薬食を型にあけ冷まし、一口大に切って盛り付ける。蒸し器から取り出した薬食を型にあけ冷まし、一口大に切って盛り付ける。

☑ もち米を水に1日以上つけておくと砕けるので、6時間ぐらいにする。
☑ もち米は2度蒸すので、最初に50分蒸したあとはやや硬いくらいがちょうどよい。
☑ 型にごま油をぬっておくとさらに色とつやが出るし、おいしくなる。

蒸し器から取り出した薬食を型にあけ冷まし、一口大に切って盛り付ける。
ソン・ドンジュ:

CJフレッシュウェー メニュー開発/コンサルティングパート 主席シェフ
CJ調理師教育専門/ 韓国料理のクッキングクラス担当

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