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ライフスタイル

第498話 韓国の「作名所」

#アジュンマの井戸端会議 l 2019-03-28

玄海灘に立つ虹

© Getty Images Bank

2005年に最高裁判所が国民の権利を保障する意味で解明を許可すべきだという趣旨に判決を改めてから、改名する人が急増しています。ちなみに2017年は約13万6000人が名前を変えています。


改名が増えていることで競争が激しくなっているのが、韓国で作名所と呼ばれている所です。ここでお金を払って名前を付けてもらいます。作名所では、陰陽五行説などに基づいた分析を行い、運が開ける名前を付けてもらいます。名前は一つだけを名付けてもらったり、あるいは複数の名前から選べるようにもなっています。


いまは生まれてくる子どもの数も減っていますが、改名を抜きにしても、作名所の利用は依然として少なくないようです。ただ、作名所に払う代金の負担から、命名のアプリケーションの利用者も増えているといいます。作名所の代金はピンキリですが、検索してみましたら、名前一つで20万~30万ウォンという値段が出てきました。対してアプリのほうは2万ウォンから3万ウォンの利用料を払えば1か月間使用できるようになっているということです。無料のものもあります。韓国語の名前を入力すれば、姓名学をもとに、その人に合った漢字を推薦してもらえる仕組みだそうです。


命名に関しては最近では外国の方も増えています。多文化家庭と呼ばれている国際結婚の家庭が増え、韓国式の名に改名しようという女性が多いからです。こうした外国人女性を対象に50%引きで名前を付けるという作名所もあります。また、付けてもらった名前が親戚や友人と同じだった場合や、単に気に入らないという理由でも、新しい名を付けてもらえる、いわゆるアフターサービスが可能な作名所も登場しています。

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