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ライフスタイル

韓国のペンション

2019-07-15

玄海灘に立つ虹

© Getty Images Bank

韓国では家族やあるいは友人などと旅行に行くときに、食料、特にサムギョプサル(豚肉の三枚肉)は必ず持って行きますよね。旅行に行くのに、なぜ食料を持って行き現地で料理をして食べるんですか?キャンプなら分かりますが、ペンションに泊まる時もそうですよね。


韓国では夏に遊びに行くとなれば、そこが山であれ、海であれなぜか必ずバーベキューをして食べます。そしてそのメニューの1番目がサムギョプサル(三枚肉)です。テレビのバラエティ番組でも夕飯のメニュー用の材料にサムギョプサルをかけてゲームをするなどという場面がよく登場します。

そのため特に夏の休暇シーズンが近づくとスーパーのサムギョプサルの値段がなぜか値上がりします。旅先で食べるのに手軽なんでしょうね。肉とサムチュなどの葉野菜とテンジャン、コチュジャンなどの味噌類、そしてキムチさえあれば十分です。

もともと韓国ではホテル、旅館などの宿泊施設以外のリゾート施設として最初に登場したのがコンドミニアムです。1980年に韓国コンドミニアム会社が雪岳山に韓国初のコンドを建設しました。このコンドの特徴はホテルとは違い客室に炊事施設(ガスレンジ、炊飯器、シンク台、冷蔵庫、食器、皿、鍋)などが付いている点です。

そしてその次に登場してきたのがペンションです。日本のペンションと違い、韓国ではペンションは部屋と炊事施設は提供するものの、食事は提供しません。中には朝食だけ提供するところもあります。その代わり、夕食にバーベキューをして食べることができるようにバーべキュー用の設備をそろえています。ですからお客は食料を車にたくさん積んで行き、現地で料理をしながら過ごすことになります。

食事を出さないので日本のペンションに比べると値段も安いと言えます。但し最近は済州島などにはプール付のかなり豪華なペンションも登場しているので、差はあると思います。

ということで、韓国に来て韓国人の友人にペンションに遊びに行こうと言われたら夕飯はペンションでサムギョプサルパーティになるか、あるいは外の飲食店に行くと思ってください。そして何か食べる物、果物やワインの1本でも持っていくと喜ばれますよ

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