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ライフスタイル

第513話 猛暑の消費形態

#アジュンマの井戸端会議 l 2019-07-18

玄海灘に立つ虹

ⓒ Getty Images Bank

現代百貨店は、今月は15日に休業しました。デパートの休業日は月曜日なのですが、去年までは、夏休みがとる人が多い7月最後の週の月曜日が休みでした。それが、今年は初めて、7月中旬に休業したのです。これは、夏休みのシーズンであっても、暑さが厳しくなるとデパートを訪れる人が多くなるという判断からです。


現代百貨店が、去年7月とおととしの7月の売り上げを比較するとともに、気温と売り上げの相関関係を分析したところ、去年7月に30度以上気温が上がった16日間、売り上げが前の年より11.3%増えたということです。このうち、36度を超え、熱帯夜が続いた去年7月下旬では、売り上げがその前の年の同じ時期より13.6%増えたといいます。現代百貨店の関係者は、「たくさんの人が暑いと感じる30度を境に、売り上げの増加が目に見えて違う」とした上で、「最高気温が30度を超えると売り上げの伸びが二ケタ台になるというのが定説のようになった」と話しています。大学の消費者情報学科の教授は「暑さが厳しくなるほど心身がつらくなるので、遠いところに行って涼むよりは、生活の中で手っ取り早く涼を求める方法を探そうとする傾向が強くなっている」として、流通業界では猛暑マーケティングに力を入れざるをえないと分析しています。


同じようなことはコンビニでもいえます。最高気温が30度を超える陽気が、売り上げ増加に影響を及ぼしたことがわかっています。アイスクリームや氷、ビールなどの売り上げが大幅に上昇したそうです。アイスクリームといえば、夏に一番売れる食べ物ではないかと思うのですが、韓国メーカーのピングレのアイスクリームの売り上げは、2015年から2017年まで減少が続いていました。それが、去年の猛暑で売り上げが俄然上がり、営業社員はそれまでで最高のインセンティブをもらったそうです。


この夏も暑さが厳しくなることが予想されています。気象庁は、平均気温が去年と同じくらいかやや高いだろうと予想しています。コンビニ業界ではすでに先月から、夜食用のメニューとして、ジョクパル(豚足)やコルベンイムチム(ツブ貝(さざえ)の和え物)、冷麺などの販売を始めています。ピングレは、一時とりやめていたアイスクリームのマーケティングを今年再開しました。新製品の「スーパーコーン」は、イングランドプレミアリーグのトッテナムで活躍中のソン・フンミン選手を広告に起用し大ブレークしています。

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