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ライフスタイル

韓国のサービスエリア

2016-09-14

玄海灘に立つ虹

韓国のサービスエリア
秋夕の期間中、一番賑わうのはどこか。それは古宮でも遊園地でもありません。高速道路です。いち早く海外に飛び出した人は別にして、故郷に向かう人で一日中混雑している全国の高速道路。日本のリスナーには関係の無い話だと思っていましたが先日、韓国に来てレンタカーをするというリスナーのお手紙がありました。そこで今週は連休中はもちろん行楽シーズンにはいつも大勢の人で賑わい、さらに最近は日に日に進化している高速道路のサービスエリアをご紹介します。

韓国道路公社によれば現在韓国には全国に28の高速道路があり、182箇所のサービスエリアが敷設されています。それでは全国の名物サービスエリアを見て行きたいと思います

1.湖南高速道路 チョンウプ・サービスエリア

ここの特徴は何と言ってもトイレです。サービスエリアを利用する一番の目的は何と言ってもトイレ休憩でしょう。サービスエリアのトイレは昔は汚いものと決まっていましたが最近は違います。特にここのトイレは今年の7月に改装工事を終えたばかり、特級ホテルのトイレに負けないという声もあるほどです。この工事を担当した関係者は

「女性顧客が映画ローマの休日に出てくるアン姫、オードリーヘップバーンになったような気分になるようなトイレにしました。SNSでは究極のサービスエリアのトイレだと言われています」

と自慢げに語っています。やはり今年7月に改修工事を終えたばかりのサービスエリアがあります。2年後に冬季オリンピックを控えている平昌のサービスエリアです

2.領東高速道路 平昌サービスエリア

改修工事を終えて平昌サービスエリアを2018平昌冬季オリンピックの広報館となっています。コンビニや食堂はもちろん、トイレにも冬季オリンピック種目のフィギュアスキーやスノーボードを利用したアート作品が設置されています。記念写真でも撮っているとあっという間に時間が過ぎてしまいそうです。

3.中部高速道路 利川サービスエリア
日本で昭和の時代が懐かしまれるように韓国では1970年代が人々の郷愁を呼ぶ時代です。そしてその時代を再現したサービスエリアがあります。中部高速道路の利川サービスエリアです。ここでは1970年代の映画館、古本屋、雑貨店が再現されており、実際に昔懐かしい品物も販売されています。例えば雑貨店では70年代、80年代の小学生が使っていたクレパスや、班長が腕に巻いていた腕章、メンコなどが売られています。

4.中央高速道路 丹陽サービスエリア

ここの名物はサービスエリア内の亭子(東屋)でジャージャー麺の出前を頼めることです。サービスエリアの裏にあるヒーリングテーマパークの入口に亭子があり、ここから電話をかけるとサービスエリア内の食堂からここまで出前をしてくれます。出前の可能なメニューはビビンバ、ジャージャー麺、コーヒーのアメリカンとラテ、この4種類だけですが、それにしてもこれからの季節、風通しの良い亭子で食べるジャージャー麺、美味しそうです。関係者は

「面白そうだと注文されるお客様がたくさんいます。平日の午前9時から午後4時まで出前可能です」

いかがでしたか、韓国のサービスエリア。最近はKTXや飛行機にお客を取られているせいでしょうか、高速道路公団もなかなか頑張っているようです。韓国旅行の際に直接運転はしなくても高速バスに乗られることも多いかと思います。そんな時にはぜひ韓国のサービスエリアを楽しんでみてください。

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