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ライフスタイル

LCHF(低炭水化物高脂肪)ダイエット

2016-11-16

玄海灘に立つ虹

LCHF(低炭水化物高脂肪)ダイエット
リスナーの皆さんは LCHF(低炭水化物高脂肪)ダイエットというのをご存知ですか? たんぱく質と脂肪は十分摂取し、その代わりに炭水化物の摂取は抑制するというダイエット方法です。このダイエットに週刊東亜のパク・セジュン記者が取り組み、その模様が連日、デジタル東亜日報に掲載され大きな反響を呼びました。 入社2年で体重が10キロも増えたというパク記者のダイエット体験記の顛末をご紹介しましょう。
ダイエットを始める前、パク記者はインターネットで LCHF(低炭水化物高脂肪)ダイエットについて検索したところ、こんな体験記がぞくぞくと出てきました
「お腹を空かせる必要もなく、脂肪たっぷりの料理も思いっきり食べることができ、それで痩せることができる最高のダイエット方法だ」
そしてダイエット開始、しかし昼ごはんの際に問題が生じます。会社の社食や一般の食堂では LCHF ダイエットにあったメニューがないことでした。 LCHFダイエットでは一日に摂取する栄養素の中で炭水化物の比重を10%-20%にしなければなりません。そのため肉も醤油や味噌で味付けしたものは避け、塩と胡椒で味付けしたものだけ食べなければなりません。
結局、サンドイッチ専門店でハムサンドを注文し、パンは残してハムと野菜だけを食べることにします。昼食で懲りたパク記者、夕食は自宅でそれも大好きなサムギョプサルを思いっきり食べることにしました。しかしこれも問題が出てきます。肉と野菜しかたべられないので、結局、ダイエット初日の総カロリー数は773,2カロリーで、必要カロリーに全然足りないことに気づきます。
ダイエット3日目にはパク記者はこんな書き込みをしています。
「朝から、眠りが足りないときのような疲労感に襲われた。体重はダイエット3日で2.5キロも減った。社内食堂や飲食店で高脂肪メニューを組むのは不可能だと悟り、この日から昼飯は家から持参の弁当で解決し、足りないカロリーはおやつでカバーすることにした」
5日目、6日目、パク記者は夜は連日、外食をすることになります。 LCHFダイエット体験記を読んだ友人たちが、彼のためにサムギョプサルの食堂を予約してくれました。しかしサムギョプサルにつきものは焼酎1杯。アルコールは厳禁のダイエットなのでパク記者は水のグラスで乾杯におつきあい。でもこの2日間でさらにまた2.1キロ体重が減りました。
しかし副作用もどんどん出てきます。一番の問題は便秘でした。そしてダイエット開始8日目に、全身に真っ赤な湿疹が現れ、医者の勧めでダイエットを中止することになります。体験記の最後にパク記者は
「1週間で5キロも痩せた。体重の減量という側面から見れば LCHFダイエットは効果的な方法だ。しかしこのダイエットを長期間続けることはサラリーマンには不可能であり、下手をすると健康まで害する甘い誘惑だった」
と書いています。また 東国(トングク)大学家庭医学科の呉尚禹(オ・サンウ)教授は、
「地理学的に穀物生産の難しいスウェーデンで初めて主張されたダイエット方式であり、韓国人には適しておらず、医学的にも検証されていない。LCHFダイエットを開始して健康が悪化し、病院を訪れる患者が多いが、パク記者の今回の実験が警戒心を与えるきっかけになればと思う」
パク記者の体験記は連日、その画像とともに掲載され大きな反響を呼びました。たしかに1週間で5キロというのは甘い誘惑ですよね。

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