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禁煙広告
今月23日から国内で製造されるすべてのタバコのパッケージに警告写真がつくようになりました。すでに2015年1月から80%の値上げが断行されたタバコの価格。それまで2500ウォンだったタバコは4500ウォンに跳ね上がりました。これで禁煙を開始した愛煙家も多かったんですが、これまでが実質的な禁煙キャンペーンだったとしたら、今回の警告パッケージは愛煙家の気持ちに訴えるというものです。
すでにテレビでは禁煙の政府広告でこんな場面が登場しています
コンビニでタバコを買う人のセリフ「喉頭がん1mgください」「肺がん1個ください」
これは喫煙イコール死に至るというメッセージです。今回の警告パッケージは10種類あります。肺がん、喉頭がん、膀胱がんなど喫煙により発生する疾病にかかった人を赤裸々に登場させるものが5種類と、間接喫煙、早期死亡など非喫煙者に発生する可能性のある悪影響をあらわした5種類です。23日から製造されるタバコの表裏、そろぞれ30%以上の空間にこの警告写真が入れられます。すでにタバコのパッケージに警告写真がつけられている外国の例を見てみると。
カナダの場合、導入前の2000年の喫煙率は24%でしたが、導入した年の2001年には 22%に減り、2005年には20%にまで減少しました。
しかしこのような政府発表に対して愛煙家からはこんな声もでています
政府が根拠としている海外の統計は「自然な喫煙率の減少」を考慮していない。カナダの場合、警告写真導入前後の5年間の喫煙率の趨勢を見てみると、導入前の5年間には年平均1%減少していましたが、導入後の5年間の年平均減少率は0.4%でむしろ減少幅が減っていました。シンガポールも導入前の2004年の喫煙率が12.5%、導入後の2012年は14.1%と、むしろ増加していました。
そして愛煙家たちの反応は二つに分かれています。まず、これを契機に禁煙しようと素直に思う人がいるものの、こんな反応もあります
「こんなことをするくらいなら、タバコを製造するな。税金の塊のタバコを高い金を出して買って吸うだけでも悔しいのに、えぐい写真まで入れるのか」
そしてこんな「絶対にやめないぞ」という愛煙家の次なる行動、びっくりしました。
タバコケースが売れています。26日、インターネットショッピングモールのGマーケットによれば23-25日の間にタバコケースの販売量がその前の週にくらべて  592%も急増しました。タバコケースはプラスチックからアルミニウム、メタルまで材質もさまざまです。日本から直輸入のジッポのタバコケースは最高で60万ウォンもします。一番売れているのはドイツ製のタバコケースでお値段は4万5千ウォンです。
すごいですよね。そして最後に外国生活が長く、外国の警告写真入りのタバコを吸っている人々はこう断言しているそうです
「最初だけだよ、気になるのは。だんだん慣れてくれば、既存のタバコと同じだよ」
そうです。先は見えています。でもせっかくですから、新年にもなるのですから、愛煙家の皆さん、年末にじっくり考えてみませんか。そんなエグイ警告入りでもあなたはタバコを吸い続けますか?


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