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ライフスタイル

WBC韓国代表沖縄キャンプ

2017-02-15

玄海灘に立つ虹

WBC韓国代表沖縄キャンプ
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)開幕を控え、WBC韓国代表チームは13日、沖縄県うるま市でキャンプをスタートしました。練習前に行われた歓迎式で韓国代表チームのキム・インシュク監督は
「短期間ではあるが、一生懸命練習して、結果を残したい」
と大会初優勝へ向け意気込んでいました。しかし今回の代表チーム、実は歴代最弱チームだと評価されています。その点はキム監督も
「この前代表監督を務めた2015年11月の2015WBSCプレミア12大会よりもっと緊張している。様々な問題を体験してきたが、今回のように予期せぬことがたくさん起きたのは初めて」
と言っています。2015年のプレミア12大会では韓国は優勝しているので、今回4回目の指揮棒を振る大ベテランのキム監督にしても負担は大きいでしょう。今回のチーム、一番の問題は監督が最初に考えていた主戦メンバーの半分が出場しなくなったためです。
メジャーリーグ(MLB)で活躍している柳賢振(リュ・ヒョンジン、LAドジャース)、朴炳鎬(パク・ビョンホ、ミネソタ)は負傷で、秋信守(チュ・シンス、テキサス)、金賢洙(キム・ヒョンス、ボルティモア)は所属チームの反対で出場できません。また姜正浩(カン・ジョンホ、ピッツバーグ)は飲酒運転・当て逃げ事故で離脱しました。メジャーリーガーでは呉昇桓(オ・スンファン、セントルイス)だけが代表チームに合流しました。
そして初日の練習、4時間で終わりました。今回の 代表チームの練習のキーワードは「自律」です。キム監督をはじめとするコーチングスタッフは選手に各自のコンディションに合わせて練習量とペースを調節するよう注文しました。投手の一人は
「宣銅烈(ソン・ドンヨル)コーチと宋津宇(ソン・ジンウ)コーチから、ブルペン日程を強要しないのでコンディションに合わせて準備するようにと言われた」
と言っています。過去には球団が選手の非活動期間の練習まで管理していました。しかし今年、受動的だった選手は「能動的」に動いています。 キム・グァンス・ヘッドコーチは
「今は選手たちが冬の間、自主トレを確実にしてくる。練習をして成績を出せば富と名誉を手にすることを知っている。心配もあったが、選手たちの状態は全般的に良い。キャンプの期間、暖かい天気の中でコンディションを上げていけば良いようだ」
と話しています。選手の自主的、能動的な練習を目指すという代表チームです。メジャーリーグからの参加は減ったものの、むしろそういう弱点がチーム全体をまとめる鍵になればと願っています。3月、野球のシーズンももうすぐです。

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