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ライフスタイル

国立自然休養林

2013-10-22

玄海灘に立つ虹

国立自然休養林
登山ブーム、キャンプブームにより注目度が高まっている国立自然休養林が、実は年間通しての予約率は60%に過ぎないことがわかりました。
国立自然休養林は農林畜産食品部の管理下に置かれる自然スポットで、全国で37ヶ所が指定されています。それぞれの休養林にオートキャンプ場や売店、宿泊施設などが備えられ、手軽に自然と触れ合えるということで年々人気を高めてきました。利用者が希望する利用日の前月3日からインターネットで予約ができますが、毎月3日には予約サイトのサーバーがダウンするほどで、国立自然休養林の予約は「宝くじ当選の確率」「空の星を掴むよう」と言われるほどです。しかし、そんな人気に反して、2010年から12年までの利用率は全国平均で64%に留まっています。また、この間の運用費は全体で387億ウォンにのぼり、さらに累積63億ウォンの赤字を生み出しています。
これほどの赤字を出しているにも関わらず、利用者からは施設への不満が相次いでいることも問題視されています。この3年間で自治体に寄せられた国立自然休養林に関する投書は240件。そのなかでも、寝具、客室の衛生問題、老朽化など施設建物への指摘が90%を占めました。
年間利用率が低い最大の理由は、冬季や、繁忙期以外の平日にあまり利用されていないことが挙げられ、ある程度は仕方ないと見られています。しかし、施設の耐久性や衛生面での問題は早急に解決し、パートタイム職員の雇用などをはじめとする構造改革で経営の健全化を図らなければならないと指摘されています。

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