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ライフスタイル

配達アルバイトの苦悩

2017-11-29

玄海灘に立つ虹

配達アルバイトの苦悩
韓国は何でも配達してくれる、お客にとっては配達天国です。スーパーに買い物に行き買った品を夕飯の支度をする前に全部自宅まで配達してくれるのはもちろんのこと、漢江や野球場など屋外でも電話で注文すればジャージャー麺やチキンを配達してくれます。

そんな配達天国の韓国、でも一方では配達を担当するアルバイトたちには多くの苦悩があるようです。こんな客は嫌だ、これだけは守って欲しいという4つのエチケットです。それでは彼らの声をお聞きください。

その1.ある日、庭のある一戸建て住宅に配達にいきました。ベルが見当たらないので、塀の上から顔を出して「マクドナルドです!」と叫びました。しかし一向に出てくる気配はありません。仕方なく売り場に電話して注文者の電話番号を聞こうとしていたときに、注文者の姉と見られる人がちょうど出てきました。そして家の中の弟に「マクドナルド注文したの」とたずねます。注文した本人は耳にはイヤフォンをしたままゲーム機を一瞬たりとも離さずに熱中していました。

中には注文したのを忘れるのか、そのまま外出してしまったり、シャワー中という人もいます。ゲームが面白いのは分かりますが、配達を頼んだら耳はあけておいて欲しいものです。

その2.到着した配達先がオートロック。オートロックは良いが、インターフォンが壊れていたり、中にはインターフォンがいくら探しても見当たらない場合も。

最近はワンルームなどの住宅でも防犯のためにオートロックのところが増えています。しかし肝心のインターフォンが故障したりしていると配達に来た人は、いちいち電話をかけなくてはなりません。そんな時に、注文の際に「5階まで来てもらうのは大変なので降りていきます」とか「インターフォンが故障中なのでこれこれの電話番号に電話ください」などという一言があると思わずアルバイトはニコッとしてしまうそうです。

その3.本当に理解に苦しむことだが、自分の家の住所を知らない人間がいる。インターネットの検索で自分の家の住所がでないので適当な住所を書いたとか、ワールドカップ路30を33と書いてしまうなど。

正直これは私もときどき経験します。注文を受け取る相手が適当にメモを書いていたこともあれば、住所が道路名住所に変わった後、それまでの住所と細かい部分の表記が違っていたことがありました。我が家のアパート名もいつの間にか、道路名住所になったあと名前が一部変えられていました。

その4.注文の際に現金で払うといえば、こちらは無条件5万ウォン札かとたずねます。それはおつりを正確に持って行くためです。カードで払うといえば、お釣り無しにカード決済機を持っていきます。カードだというのでカード決済機を持っていったところ5万ウォンを出され「お釣りがありません」と答えたところ「せっかく現金で払ってあげようとしたのに」と嫌な顔をされました。

アルバイトの配達では現金はきっちりお釣の分だけ持っていきます。そのため300ウォンのお釣りのために店まで戻ってまた配達先に行くこともあるという話です。

アルバイトたちの愚痴話いかがでしたか。日本でも同じような経験をしているのでしょうか。

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