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ライフスタイル

仁川国際空港第2旅客ターミナル

2017-12-13

玄海灘に立つ虹

仁川国際空港第2旅客ターミナル
来年1月18日に正式オープンを迎える仁川国際空港第2ターミナルのマスコミへのお披露目が今週行われました。この事前見学、マスコミ関係者だけでなく一般の人でも申し込めばできるようですので、新しい空港と空港見学に関して御紹介します。
まず新しい第2旅客ターミナルは2009年から工事をはじめ8年近くの歳月をかけて今回ようやく完成します。ここはスカイチーム所属の大韓航空、デルタ航空、エールフランス、オランダ空港の4つの航空会社が利用します。
当初は韓国の航空会社である大韓航空とアシアナ航空が移るのではと言われていましたが、そうではないようです。結果的に第1ターミナルに残るのは
アシアナ航空と韓国のLCC航空会社である済州航空、ジンエアー、ティーウエイ航空、イースター 航空 、エアーソウル、そしてその他の外国の航空会社全部です。
ですから日本航空や全日空も第1ターミナルにそのまま残ることになります。ということで日本と韓国線で第2ターミナルを使うのは大韓航空便だけということになりそうで、ちょっと残念ですが、でも利用する機会があればぜひ一度第2ターミナル利用してみてください。非常に便利になっています。
一番の特徴はチェックインから出国手続きまでをセルフで行えるシステムが導入されることです。そのため出国時間の短縮と混雑の緩和が可能になります。第1ターミナルと第2ターミナルの間はシャトルバスで約17分、結構離れています。もちろん空港鉄道や空港リムジンバスも第2ターミナルまで行くようになります。
ただ第2ターミナルは面積としては、第1ターミナルの50万㎡に比べるとだいぶ小さい38万㎡でそれだけ動線も短くなりコンパクトな感じがします。何よりも空港鉄道を利用して空港駅に到着後、チェックインカウンターまでの距離が大幅に短くなります。既存の第1ターミナルが223mだったのに比べて第2ターミナルは59mと非常に短くなります。
そしてセルフチェックインは、荷物を預けるのもセルフで行える Self Bag dropシステムが導入されます。また保安システムも保安要員によるボディチェックと金属探知機ではなく、筒型の検査機が導入されます。
空港公社では出国までの時間が第2ターミナルは第1ターミナルに比べて平均20分は早くなると予想しています。また第2ターミナルには娯楽施設もいろいろと登場しそうです。
何よりも滑走路と航空機の離着陸の様子が目の前でも見られる展望台が登場することです。また乗り換え乗客のためのスリーピングボックス、スポーツ、ゲーム施設も整います。
さてこんな第2ターミナル、オープン前に見学したいという方は仁川国際空港のホームページに入ると上段の一番右に仁川国際空港というのがあります。そこをクリックし、さらに顧客参与というところを見ると、空港見学がでてきます。空港見学は基本的に毎日無料で行っていますが事前予約が必要で、10人以上80人以下の団体での見学が原則です。予約の仕方はホームページで会員加入をした後、見学日程を選んで参加申請書に書き込みます。2,3日後にメールで予約ができたかどうか返事がくるそうです。
韓国語のみでの対応ということで、ちょっとハードルは高そうですが興味がある方はぜひ空港見学にもチャレンジしてみてください。また第2ターミナルオープン後、大韓航空やデルタ航空とのコードシェア便を利用する時には注意が必要です。第1ターミナルなのか、第2ターミナルなのか事前にしっかり確認することをお忘れなく。

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