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ライフスタイル

平昌冬季オリンピック 短信いろいろ

2017-12-27

玄海灘に立つ虹

平昌冬季オリンピック 短信いろいろ
その1.
オリンピック開催まであと1ヶ月あまりということで、いろいろなイベントが平昌だけではなく、各地で開かれています。ソウル市庁前広場でも

文化体育観光部と韓国コンテンツ振興院の主催で12月30日土曜日から1月1日月曜日の午後2時まで平昌冬季オリンピックとパラリンピックを記念する「キャラクターワールドフェスティバル」が開催されます。

この行事には「ポロロ」「ラインフレンズ」などの韓国キャラクター13種類と「クンフーパンダ」「シュレック」など海外のキャラクター4種類の合計17種類のキャラクターが登場し、展示や公演を行います。

会場は3つの区域に分かれ、平昌オン区域では高さ5mの国内外の人気キャラクターがそれぞれの声で該当競技種目について紹介してくれます。たとえば、ポロロはフィギュアスケート、シュレックはスキーのノルディック複合競技、ウルトラマンはスノーボードといった具合です。

他の2つの区域ではキャラクターと一緒に写真を撮ったり、キャラクターたちと大会のマスコットによる応援のダンスなども見られます。

その2.
スマートフォンのアプリ「GO平昌」これさえあれば、オリンピック会場までの交通情報はばっちりです。

1月中に発表する予定の「GO平昌」を利用すれば、高速鉄道(KTX)と高速バス・市外バス、市内路線バス、無料シャトル、タクシーなどオリンピック中に運営される全ての公共交通機関を確認できるうえ、予約と購入まで可能です。

このアプリに出発地と目的地を入力すると、さまざまな移動手段を組み合わせた最短、最適な交通情報を得ることができます。さらに自家用車で行く人もアプリのナビゲーターを利用することで競技場周辺の交通規制や専用レーンなどを確認することもできます。

また会場までは専用のシャトルバスを利用しなくてはなりません。観客用のシャトルバスは入場券の有無とは関係なく誰でも自由に利用できます。シャトルバスは大会前日の2月8日から閉会式の翌日の2月26日まで運行され、同じ期間、開催都市の市内路線バスもすべて無料で運営されます。

その3.
最近30年間の平昌の2月の平均気温は氷点下10.5度。開会式の会場は海抜800mの山の上にあり、冷たい北風が吹き付けます。

気象庁は開会式が開かれる来年2月9日午後8時の開会式の会場周辺の気温は氷点下7.7度、体感温度は氷点下14度になると予想しています。強風が吹けば、体感温度はマイナス20度以下にまで下がる恐れもあるといいます。

また開会式の会場には屋根がなく1階と2階の間の通路には外壁もありません。そのため組織委員会は会場の外部に透明な防風幕を設置することにしました。高さ3.5m、全長514mの防風幕は高速道路の防音壁に似たような材質のものです。その他、観客用のヒーター、暖房入りの休憩所も準備するとしています。

そして観客には雨具、ひざ掛け、使い捨てカイロなどの入った「防寒5点セット」も配られます。

大会期間中は選手も観客も時間や体力ではなく、「寒さと北風」との戦いになりそうです。

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