インターネット上で、アイドルグループEXOの兵役免除を求める署名運動が繰り広げられていると話題になりました。
韓国では満18歳以上の男子には兵役の義務が課されていて、芸能人やスポーツ選手も例外ではありません。そこで、EXOのファンたちが、メンバーが軍隊に行かなくても済むようにと懇願する意味で署名運動を始めたといううわさがSNSなどで拡散されました。しかし、うわさが広まった日の夕方にはファンクラブ「EXOプラネット」が、自分たちとは無関係である旨の声明を発表。そこで、実はファンではなくアンチファンが広めたのではないかという説が浮上しました。
EXOは以前からたびたびファンのマナーの悪さが取り上げられ、問題視されています。ストーカーをはじめとするアイドル本人たちに迷惑をかける行為や、イベント会場でゴミを投げ捨てておくといった周囲に迷惑をかける行為などが証拠写真とともにネット上に上げられ、EXOには関心がない人までもを不快にさせる出来事が続いていました。そして、一部音楽番組ではEXOファンは入場禁止になるという前代未聞の事態にまで発展しています。
今回の騒動については、署名運動の事実があったのか、うわさの出処がどこ（誰）なのかなど、まだ判明していません。そのため、騒動の発端となったのも、ファンなのかアンチなのか分からない状況ですが、もしアンチが広めたうわさだったとしたら、これまでのファンの行いに対して反感を抱いたのではないかと見られています。このような兵役免除を求めるという「誤った応援」が話題にのぼったということは、タレントのイメージダウンにつながりかねません。本当のファンならば、自分たちの悪いマナーがアンチを生み、それがタレントのイメージをも傷つけてしまうということを念頭に置いて行動しなければならないのではないでしょうか。