MBCで放送中の人気バラエティー番組「無限挑戦」の2013年版カレンダーの収益が８億7,061万4,710ウォンであることがわかりました。
「無限挑戦」は2005年から放送されている番組で、韓国では「国民的人気番組」と称されています。市場調査機関韓国ギャロップが毎月調査している「好きなテレビ番組」の項目でも、今年だけで９ヶ月間１位を獲得しました。同番組では2006年（2007年版）から毎年カレンダーを制作、販売しており、カレンダーの売り上げは毎年増加しています。最初に発売された2007年版は１億350万ウォンだったのが、2013年版は８億7,061万で、過去最高額となることがわかりました。また、2013年版の収益は、保護施設環境改善事業、低所得層児童奨学金、低所得層聴覚障害者支援、低所得層大学生奨学金として使われたと発表されました。
このように、「無限挑戦」は、単なる毎週１回放送のバラエティー番組としてだけでなく、積極的に社会貢献しているという点でも評価され、「親が子どもに見せたい番組」としても定番になっています。カレンダーの収益のほかにも、番組で隔年放送される「歌謡祭（番組限定ユニットが、その番組のために音楽を作る）」のインターネット配信の収益も全額寄付されます。寄付金の活用法はその時によってさまざまで、崇礼門の復元や、東日本大震災の復旧のためにも寄付をしてきました。
同番組は今年も2014年版のカレンダーを発売し、現在好調な売れ行きを見せています。これまでの社会貢献が広く知られていることもあり、今回もカレンダーの売り上げは過去最高を記録するのではないかと見られています。