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ライフスタイル

オッパとヒョン

2015-04-06

オッパとヒョン
韓流ドラマに必ず登場する言葉に「オッパ」という言葉があります。もともとは
女性が自分のお兄さんを呼ぶときに使う言葉です。しかしもっといろいろな場所で
この言葉、使われているようです。
「オッパ」の使い方についてご紹介しましょう。
それではまず今日も留学生の山田君とお友達の金さんとの会話からです。

金さん 山田君、新学期になり新入生がたくさん入ってきて「オッパ、オッパ」と
    呼ばれて気持ちがいいでしょう。
山田君 そうですね。でもあれって日本語の「先輩」みたいな感じで
    呼んでいるんでしょう。
金さん まあ、そうですね。でも恋人や好きな相手のことを「オッパ」って
    呼ぶこともありますよ。ほら、歌手のファンクラブの女の子たち、
    スターのことを、「××オッパ」って呼んでるじゃないですか。
山田君 えっ、じゃあボクも彼女たちの憧れのスターってこと!?


若い女性が 男性を呼ぶときに「オッパ」という言葉、とてもよく使います。
自分より年上なら無条件、「オッパ」と呼ぶようです。その場合、オッパの前に付くのは名前です。例えば、岡留さんなら、岡留オッパとは言わずに、政嗣(まさつぐ)オッパということになります。

主に若い女性が使いますが、ドラマなどを見ていると、昔の幼馴染にあった中年の女性が昔のように「××オッパ」と呼んでいる場面なども出てきます。
男性にとってはオッパと呼ばれるのは非常に気持ちが良いみたいで、結構オッパと呼ばれると、デレデレしたりします。

反対に、そういう男女の関係っぽく見られたくないという硬派の女の子が男性の先輩を、男性が年長の男の人を呼ぶ「ヒョン」という言い方で呼んだりすることもあります。私の友人で大学時代、学生運動をバリバリしていたという彼女は
仲間や先輩の男性のことを、みんな「ヒョン」と呼んでいたと言ってました。

オッパとよぶか、ヒョンと呼ぶかで、その彼女の個性も分かるということです。
反対に若い男性が年長の女性を呼ぶときに、「ヌナ」と呼ぶこともよくあります。
この場合も日本語にすれば姉さんというよりは、大学生などは「先輩」みたいな
感覚で呼んでいるようです。

ということで、韓国マナー、韓国では基本的に女性が自分のお兄さんのことを呼ぶときに「オッパ」といいますが、最近では若い女性が自分より年長の男性のことを
呼ぶときに、親しみを込めて「オッパ」とよぶことがよくあります。

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