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ライフスタイル

釈迦誕生日

2015-05-18

釈迦誕生日
家族の月の最後を飾るのは 釈迦誕生日です。釈迦誕生日は日本と違い旧暦の4月8日に行われます。祝日でお休みです。旧暦なので、今年は5月25日ですが、4月の末にまわってくる年もあります。ちなみに来年は5月14日が旧暦の4月8日になります。それでは今日もまずは留学生の山田くんとお友達の金さんのから会話です。

金さん   山田くん、今晩、堤燈行列見に行きませんか?
山田くん  いいですね。釈迦誕生日の行列ですね。
金さん   ええ、東大門から鐘路までパレードでするんですが、
      ランタンで作られた象とか、四天王とか、とても美しいんですよ
山田くん  お寺も堤燈で埋まりますよね。
金さん   ええ、お寺の境内や本堂の中などにたくさんの堤燈が飾られ、夕方に
      は火がはいります。
山田くん  それはきれいそうですね。僕も堤燈、頼もうかな!!


当日でも、そしてその前でもお寺に行けば堤燈を売っています。というよりも堤燈の下につける短冊を売ってます。ここに家族の名前と生年月日、そして願い事があれば願い事を書いて吊るします。

日本の七夕の短冊に似ているような気もしますが、韓国の場合、必ず、家族一人一人の名前と生年月日を書くようになっています。ですから中には一つの堤燈の下にずらりと10人近い名前が書かれた短冊が吊るされている場合もあります。

また昔はお寺の境内にずらりと吊るしたものですが、最近では本堂やその他のお堂の中にも吊るすようになりました。境内に吊るすのは当日灯で、お堂の中に吊るすのは一年灯です。当日だけ吊るして捨てるのはもったいないと、本堂の中にも吊るすようになったのです。

もちろん堤燈、大きさと当日灯か一年灯かで値段も違います。
外に吊るす当日灯は3万から5万ウォン(3千~5千円)くらい、本堂の中に吊るす一年灯は10万ウォン(1万円)くらいです。また大きなお寺に行くと、堤燈もとても大きな物が飾られていたりします。大部分が政治家などのもので、1個で何百万もするものもあります。

また普通は蓮の花の模様などの入った堤燈ですが、中には真っ白な堤燈もあります
これは亡くなった方の冥福を祈る堤燈です。

釈迦誕生日にはお寺の前にはいろいろな屋台が出たり、お酒を酌み交わす人も見られます。またお坊さんたちのパラチュムといわれるドラを叩きながら踊る踊りなども見られますので、この時期にソウルに来られる方にはお寺見物、お勧めします。

ということで韓国マナー、韓国では釈迦誕生日は旧暦の4月8日に祝います。旧暦なので、毎年日にちが違ってきますが、この日は祝日です。そしてお寺ではたくさんの堤燈が飾られ、そこに願い事と名前、生年月日を書いた短冊をつけます。

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