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ライフスタイル

病院文化 その1

2015-06-22

病院文化 その1
今回のMERSコロナウイルスの感染拡大では、韓国の病院文化が感染の拡大を広げた大きな要因だといわれています。そこで今週からは韓国の病院、どんなところが日本と違うのか見て行きたいと思います。
まずは今日も留学生との山田君とお友達の金さんの会話からです。

山田君 もしもし、金さん、山田です
金さん どうしたの、山田君、どこか具合でも悪いの
    声に元気がないけど
山田君 疲れたのか、風邪をひいたのか昨日から熱が下がらないんです。
    解熱剤は日本から持ってきたのを飲んだんだけど。
金さん 薬は全然効かないの?
山田君 ええ、熱が38度以上あって、悪寒がするんです。
    インフルエンザかなあ。頭もふらふらするし。
    今日は土曜日だし、このまま月曜日まで寝てたら治るかなあ。
金さん 熱がそんなにあるなら、私がこれから迎えに行くから
    一緒に大学病院の救急センターに行きましょう。
    週末は一般の病院は休みだし、先日も甥っ子が公園で滑り台から
    落ちて大怪我をしたときにも行ったことがあるから大丈夫
    連れて行ってあげるわ
山田君 大学病院ですか?!


我が家は子供たちが健康だったせいか大きくなるまで一度も夜中に
大学病院の救急センターに駆け込んだという経験はありません。でも多くの
お母さんたちが、夜中に子供が熱を出したり、遊んでいて高いところから落ちたなんていう時には子供を連れて救急センターに駆け込みます。

また子供では行ったことはありませんが、私も実家の父、あるいは主人の父が具合が悪くなったときには付き添って救急センターに行った経験があります。特に実家の父の場合は夜、急に息が苦しくなったと言ってきたので救急車まで呼び、生まれて初めて私も付き添いで救急車に乗りました。その時に救急センターで見てくれたお医者さんは救急車で来たのは正解ですよ。お年寄りの肺炎はいつどうなるか分かりませんからね。と言われました。
そういう意味で交通事故などのような大きな事故のときだけ運び込まれる日本の救急センターとは大きく違うような気がします。

ということで、韓国マナー、韓国では子供やお年寄りが夜中に高熱をだしたり、事故にあった場合、迷わず救急センターに連れて行きます。

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