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ライフスタイル

病院文化 その4 注射と薬

2015-07-20

病院文化 その4 注射と薬
韓国の病院文化、日本と違う点をいろいろとご紹介していますが、今日は韓国の病院に治療を受けに行ったときの日本との習慣の違いについてです。それでは今日も留学生の山田君とお友達の金さんとの会話からです。

金さん  山田君 何だか具合悪そうね。目がトロンとして熱でもあるんじゃない
山田君  実は朝から頭がボーッとしてて。夏風邪かな。
金さん  エアコンにあたり過ぎなんじゃない。とにかく病院に行きましょう。
山田君  こっちの病院、苦手なんですよ。看護士さんが…
金さん  何、看護士さんが恐いの?
山田君  いやあ、若くてかわいい看護士さんにズボン下げられてお尻に注射されるのが 恥ずかしくて!!


前にもお話しましたが、韓国では予防注射以外の普通の注射はお尻にうつのが普通です。
さすがに若い女性の看護士さんだとちょっと引いちゃうかもしれませんね。でもパンパンとお尻を叩いてからずぶっと注射を打つのはオバサン看護士さんでも、若い看護士さんでも同じことです。
そしてもう一つ面白いのは薬の飲み方です。冬になり風邪が流行りだすと病院ではどんどん注射もうちますが、薬も出します。薬は処方箋を持って薬局に行き調剤してもらいますが、その時に薬剤師さんが薬と一緒にドリンク剤を持ってくることがあります。それも熱々にしてあるものです。そして「さあ、これと一緒に薬を飲んでください」と言われます。
ドリンク剤の中身は漢方の薬である場合が多いのですが、でも水ではなくドリンク剤で薬を飲むというのはじつに韓国らしい習慣です。
ということで韓国マナー、韓国では病院に行き注射を打たれるときには大人でもお尻にうたれます。個室に連れて行かれズボンを脱ぐように言われても驚かないように。そして薬局で処方箋を出して薬をもらうときに熱いドリンク剤と一緒に飲むように言われても驚かないように。中身は漢方薬です。

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