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ライフスタイル

夏休み その1 ペンション

2015-08-10

夏休み その1 ペンション
今月は夏休みと関係した文化の違いについてご紹介したいと思います。今日はペンションの話です。韓国でも最近はペンションがだいぶ増えてきて、夏休みには海や高原のペンションを利用する人もたくさんいます。でも日本とは若干違うところもあるんです。それでは今日もまずは留学生の山田君とお友達の金さんとの会話からです。

金さん 山田君、日本からお友達が来て週末には東海岸に旅行に行くんですって。
山田君 ええ、友人と3人で行って来ようと思って、汽車のチケットもとったし、     インターネットでもペンションも予約しました。
金さん それは楽しそうね。
山田君 でもペンションのホームページに食事のことは何も書いてないんですよね。    韓国料理とか、フランス料理とか、朝晩ついているとか、いないとか。
金さん あら、韓国のペンションはほとんどが自炊よ。                ペンションで食事はでないわよ。
山田君 えっ食事無し? 自分で作る?


韓国のペンションというのは原則として、日本のように朝晩食事が出るようなことはありません。部屋にはベットとトイレ、シャワーの設備のほかに簡単な炊事のできるような施設があります。シンク台にガスレンジや電子レンジ、炊飯器に鍋、お皿、お箸などです。
ペンションを借りた人は自分で食材を持ち込んで料理をして食べたり、あるいは外食をしたりします。中にはバーべキューの設備のあるペンションもあり、ここでは炭火やバーべキュー用の器材を貸してくれます。利用者は設備を借り、だいたいはサムギョプサル(豚の三枚肉)とサムチュなどの生野菜、キムチ、即席ご飯などを持ち込んで料理をして食べます。
ですから日本のペンションを想像して何も持たないで行くと、えっ何も出ないの?食べるもの無いの?と言うことになります。それに大部分のペンションは町の真ん中にあるわけではないので、近くでショッピングをするにしても町まで出るとか、買って持っていくということになります。
ということで韓国マナー、韓国のペンションでは食事はでません。ですから韓国で観光地のペンションに泊まるときには外食して寝るだけか、あるいは自分で食べるものを持っていかなければなりません。でもバーベキューの設備などはありますので、韓国式のサムギョプサルパーティを楽しむことはできます。

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