メニューへ 本文へ
Go Top

ライフスタイル

夏休み その2 水遊び

2015-08-17

夏休み その2 水遊び
今月は韓国の夏休みと関連した文化の違いについてご紹介していますが、今日のテーマは水遊びです。日本で夏休みに水遊びと言えば、海水浴やプールなどが思い浮かぶと思いますが、韓国ではそれに加えてよく登場するのが渓谷での水遊びです。いったいどんな水遊びなのでしょうか。それでは今日もまずは留学生の山田君とお友達の金さんの会話からです。

山田君  金さん、明日から夏休みだそうですね?
金さん  ええ、夏休みと言っても甥っ子たちを連れて水遊びです。
山田君  楽しそうじゃないですか? 海水浴? それとも遊園地のプール?
金さん  近くの渓谷に行こうかと思ってます
山田君  渓谷ですか? そこで水遊び? そんな山奥に行くんですか?


渓谷というと日本だと何か山奥のあまり人の寄り付かないようなところを想像するのではないでしょうか? 韓国の場合、山が町に近いので意外と身近に渓谷があります。
たとえばソウルと京畿道にまたがる北岳山、ここは週末ごとにたくさんの登山客が訪れますが、その登山の合間に山の中を流れる小川に脚をつけたりしています。これも渓谷での水遊びの一つです。
もう少し本格的なものになると、ソウルから電車で1時間半ほどの京畿道龍門山には龍門山渓谷があります。ここは龍門寺の下に広がる渓谷です。
その他にも韓国の有名なお寺の参道の下には渓谷の広がっているところがいっぱいあり、ここでは小さな子供たちが水に入って水遊びをしたり、大人たちは渓谷の水辺の岩の上にゴザを広げて涼んだり、昼寝をしたり、あるいは花札を楽しんだりしています。韓国のお寺は大部分が山の上にあり、そこに行くまでには山道を登っていかなくてはなりませんが、その際に山の小川が流れており、その小川が渓谷をつくっているのです。ですから大部分が幅も10m以下、水深も50cmくらいの静かな流れです。
私は正直、この韓国式の渓谷での水遊び、一度もしたことありません。脚をつけるくらいなら良いのですが、本格的な水遊びは子供たちが小さいときにもさせませんでした。なぜかというと、よっぽど上流にいかないと水の流れがゆるやかな下流では上流で遊んでいる人のせいで汚れた水が流れてくるような気がするからです。
ということで韓国マナー、韓国で水遊びといえば海水浴、プールだけではなく渓谷での水遊びも盛んです。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >