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ライフスタイル

韓国の運動会 その2 応援合戦

2015-10-12

スポーツの秋、韓国の運動会について今月はご紹介しています。今日は応援合戦です。それも大学のスポーツ大会に登場する各校の応援団の話です。一番有名なのは、日本の早慶戦に相当する延高戦です。延世大学と高麗大学の対抗戦はとても見ごたえのあるものですが、特に応援合戦はすごいものです。それでは今日もまずは留学生の山田君とお友達の金さんの会話からです。

金さん  山田君、延高戦に行ってきたんですって
山田君  もう文化ショックでしたよ。特に応援、何ですか、あのベルバラのような華やかな衣装は? チアガールじゃないんですね。
金さん  応援団長は男性も華やかな衣装を着るのが韓国式です。でも高麗大の応援団長は韓服じゃありませんでした。
山田君  そうなんですよ。ベルバラに韓服、それに応援団だけでなく、観客も皆一緒に歌うんですよ。振りも覚えてるんですね、皆。
金さん  新入生で入学するとオリエンテーションで一番初めに習うのが、あの応援の仕方だそうですよ。

日本だと大学の応援団と言えば、学ランとか、チアリーダーというイメージだと思いますが、韓国は全然違います。応援団は男女両方いますが、応援団といえば華やかと言われるほど、ベルバラや宝塚を連想させるような華やかな衣装で登場します。そしてスタンドの学生たちをリードして歌い、踊ります。
応援歌も定番のものもありますが、毎年新曲も登場し、一曲ごとに違った振り付けがあり、応援団のリードに合わせて、スタンドの学生たちも全員、その振り付けに合わせて応援します。学生たちも延高戦の数日前からこの振り付けを勉強します。
ですからスポーツ大会は、試合もそうですが、応援合戦も一つの試合のような様相を見せます。韓国の応援団は日本のように大声を張り上げるというよりは、応援歌に合わせて踊り、会場の雰囲気を盛り上げるのが主な役目です。
ということで韓国マナー、韓国の運動会、大学対抗のスポーツ大会に登場する大学の応援団は宝塚も顔負けの派手な衣装を着ています。そして試合の間中、応援歌に合わせて踊りながら応援します。


息の合った応援の秘密
韓国の大学にも応援団がありますが、
日本の学ランのイメージとは違い、コスチュームがとても華やか!団長を中心に男女混合で構成されているのが一般的です。応援歌も複数あり、しかも毎年新曲が登場。曲の評判でも両校が競うことがあるといいます。応援歌にはすべて振り付けがあり、学生は大会の数日前に合宿に参加して振り付けをマスターするのだとか。会場でのあの揃った動きは練習の賜物だったようです!合宿は両校合同で行なわれることもあり、相手校の応援歌と振り付けを知っている学生も多数。応援への意気込みは想像以上です!

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