メニューへ 本文へ
Go Top

ピープル

「不景気風を吹き飛ばす最強アイテム」

2008-12-04

「不景気風を吹き飛ばす最強アイテム」
最近の不況ですっかり財布の紐が固くなったという話はよく耳にしますが、世相を反映したアイテムはしっかりと売れているようです。
今韓国で売れているのは、お弁当グッズ。大手ネットショッピングモールのGマーケットは今月に入り、ランチジャーや魔法瓶、重箱など弁当関連製品が1週間平均で3100件売れ、去年同期に比べ65%の増加となったそうです。サラリーマンの平均的な昼食代はだいたい6000ウォンから7000ウォンぐらい。これが、毎日のこととなると負担に感じる人も多いでしょう。不景気の時こそ、ちょっとでも節約をしたいものですね。
このほかにも、おにぎりの抜き型などの関連商品が今月に入り1日平均1100件余りずつ売れ、70%の伸びとなっているそうです。このインターネットショッピングモールの担当者は「弁当用品は行楽シーズンの春と秋に多く売れ、いまごろになると販売が落ち込むが、今年はサラリーマンの弁当のためか急増している」と話しています。
それでも、そんな独身男性たちは、節約のためにお弁当というわけにも行きません。そこでコンビニのおにぎりやお弁当も今、よく売れるようになったのです。日本では、コンビニ弁当というのは当たり前のアイテムですが、実は韓国ではこれまで、コンビニのお弁当やおにぎりは充実していなかったんです。街中には安い値段で食べられる食堂が多く、何も味気ないお弁当をわざわざ買うことはないという思いから、コンビニ弁当が発展してこなかったというわけです。しかし、最近は少しでも安い食事ですませようと、ラーメンやおにぎりの売れ行きが好調となり、セブンイレブンでは、2500~3000ウォンで販売している弁当は8~10月の売上が去年より77%増えたと発表しています。
ちなみに、就職ポータルサイトのキャリアが会社員1671人を対象にアンケート調査をした結果、31%が「景気が悪化し昼食の解決方法を変えた」と答えたそうです。このうち弁当が39%で最も多く、社員食堂が(25%)、できるだけ安い食堂(21%)の順で答えました。コンビニでのり巻きやカップめんなど安い食べ物ですませるという回答も10%と少なくなかったということです。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >