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ピープル

「カラダにいいお菓子」

2009-05-15

「カラダにいいお菓子」
近ごろ、コンビニやスーパーのお菓子売り場に異変が・・・!
子どもらしいアニメキャラクターが描かれたカラフルなお菓子はすっかり隅に追いやられ、今、お菓子コーナーを我が物顔に占拠しているのは、「カラダにやさしいお菓子たち」。

このところの韓国のエコブーム「親環境ブーム」もこの健康お菓子の人気を支えている要因ではありますが、それと同時に子どもの食の安全のために施行された新たな法律が、各メーカーの開発意欲をかなり刺激しているようです。

韓国人のナトリウム摂取量や子供の肥満はかなり深刻な状況。
今年の3月に発表されたデータによりますと、ソウル市の小中高生の7人に1人は肥満だという集計もありました。ソウル市内の全小中高生の肥満率は13.7%。
そこで政府は、今年の3月末から、子どもに害を与える食品の販売と広告を法で制限する「子ども食生活安全管理特別法」が施行しました。
これを受け、校内の売店では栄養成分が少なく、糖や肥満を誘発する飽和脂肪などの成分が多い「高カロリー低栄養」の間食は販売できなくなりました。
また、学校から半径200メートル位内の通学路にある商店も同じで、高カロリー低栄養食品を販売しないことを条件に、韓国政府が施設の改善や補修費を支援するということです。

保健福祉家族部は、高カロリー低栄養食品の詳しい基準をしっかりと定めていく予定。ハンバーガー、パン、ピザ、カップラーメン、トッポッキ(餅が入った料理)など子どもの好む食品がこれに該当するのではなく、カロリーやナトリウム含有量が基準値に合わなければ、高カロリー低栄養食品になり規制を受けることになるそうです。

「子ども食生活安全管理特別法」が施行されてから2ヶ月、早くも各メーカがアイデアを凝らしたヘルシーお菓子の大ブームを巻き起こしています。

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