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旅行

ファッションあり、料理あり、そしてショッピングありの楽しい街、梨泰院

2010-05-25

ファッションあり、料理あり、そしてショッピングありの楽しい街、梨泰院
地下鉄6号線の緑莎坪(ノッサピョン)駅、または梨泰院(イテウォン)駅で降りて少し歩いていくと、全長1.4キロのショッピングタウン、梨泰院(イテウォン)のメイン通りに出ます。ソウルで初めて特別観光エリアに指定された梨泰院は韓国を代表するショッピングタウンで、ソウルを訪れる外国人観光客に一番人気のあるスポットです。

この一帯に外国人を対象にするショッピングタウンが作られたのは1970年代のことですが、それよりもずっと前から梨泰院は異邦人の街と呼ばれていました。朝鮮時代、豊臣秀吉によって起きた壬辰倭乱、日本でいう文禄・慶長の役が終ってから日本に帰れなかった日本人が梨泰院界わいに集まって暮らしたのがその始まりでした。その後、日本による植民地時代には日本の司令部が設置され、植民支配から解放されると、この地域にはアメリカ軍が駐屯するようになります。そして、1960年代からは世界各国の大使館が集まるようになって、時間が経つうちに外国人を対象にしたショッピングタウンが完成したのです。

梨泰院が世界的に知られるようになったきっかけは1988年に開かれたソウル・オリンピックでした。オリンピック当時、1,800店あまりだった店舖は今では3千店あまりになり、年間170万人の外国人がたずねています。その規模が大きくなるにつれて、環境やアクセスもますます便利になっています。

梨泰院を思い切り楽しめる3つのポイントをご紹介しましょう。その3つのポイントとは料理とファッション、そしてアンティークショップです。地下鉄6号線梨泰院駅を中心に、梨泰院のメインストリートに面したハミルトンホテルの裏には世界各国の料理を味わうことができる路地があります。この路地には500店あまりのレストランが集まっていて、本場の韓国料理はもちろん、世界各国の料理が味わえる専門のレストランが所狭しと並んでいます。毎年、秋に開かれている梨泰院地球村フェスティバルでは、いつもはなかなか味わえないさまざまな国の料理が紹介されるのでグルメの方は秋のフェスティバル期間に合わせて梨泰院に行ってみましょう。今年はソウルでG20首脳会合が開かれるため、いつもより充実したフェスティバルが楽しめそうです。

ハミルトンホテルの裏を味の街というなら、ホテルが面している表通りはファッションの街といえます。梨泰院には個性あふれるデザインの服やビッグサイズの服、靴やバッグ、アクセサリーなど、ファッションに関するすべてが集まっていて外国人だけではなく韓国人のショッピング客もたくさん訪れています。オーダースーツも外国人に人気のあるアイテムです。

ファッションの通りの向かいにはアンティークショップが並んでいます。アンティークショップ通りは40年あまり前、韓国に駐屯していたアメリカ人兵士が帰国する時に、韓国で使っていた家具を処分するためにおとずれたことがきっかけで作られ始めました。今は100店あまりのアンティークショップが集まっているので、古い家具に関心のある方なら一度立ち寄ってみるのも良いでしょう。

料理とファッション、アンティークショップなど、さまざまな楽しみ方があって、韓国の中の異国と呼ばれる梨泰院ではひと味違う韓国旅行を楽しむことができます。

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