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旅行

真夏でも冷たい氷の世界、アイスギャラリー

2010-08-24

真夏でも冷たい氷の世界、アイスギャラリー
連日最高気温が30度をこえる蒸し暑い日が続いていて、暑がり、汗かきの人にとっては一番つらい季節です。海もプールも良いけれど、どこかもっと涼しい所はないのでしょうか。

ソウル地下鉄3号線、安国(アングク)駅の3番出口を出て、正読(チョンドク)図書館方面に歩いていくと、図書館の向かいにどこよりも涼しい夏を送ることができるアイスギャラリーがあります。

一年中いつでも氷の世界が広がっているアイスギャラリーは年中無休でオープンしています。一年中、氷の彫刻を展示できるのは、氷彫刻師たちが集まってアイスギャラリーを作ったからです。氷の彫刻作品を展示するだけではなく、氷の彫刻に挑戦してみたりするイベントも開いています。季節に合わせてさまざまなテーマの作品を展示しているため、夏は夏なりに、冬は冬なりに氷の世界の魅力を感じることができます。

アイスギャラリーの室内温度は氷の作品が溶けないように氷点下5度を保っています。そのため、夏服のままでは寒くて入ることができません。家から冬服を持ってくる人もいますが、入り口で冬物のジャンパーをレンタルすることができるので、冬服を持ってこなかった観光客も心配は要りません。

大きな鉄の門を入っていくと、その向こうに氷の国が広がっています。アイスギャラリーは6つのテーマで構成されています。氷のペンギンやイーグルなどがある北極村、氷で作ったパソコンやテレビ、トイレなどがあるアイスペンション、愛を告白したりプロポーズしたりするなど恋人のための空間であるイベント館、ピサの斜塔やエッフェル塔など有名な建築物を氷の彫刻で再現したヨーロッパ館、氷の滑り台などがある遊びの空間、韓国の伝統屋敷や歴史的な建築物などを氷で再現した韓国伝統館などです。青い照明に照らされたクリスタルのように美しい氷の彫刻が幻想的な雰囲気を演出しています。

見るだけでも楽しくなる氷の世界を美しく保つためにはさまざまな努力が必要なのだそうです。室内温度を氷点下5度に維持していても、空気の動きで氷が少しずつ溶けるからです。たとえば自由の女神像は手首の部分が弱いので、常に氷の状態をチェックして弱い部分を交換しています。作品全体を作り直すこともたびたびあります。作品の寿命は3ヶ月から6ヶ月が限界です。

氷の国の旅が終わる頃には、真夏の暑さもふきとんでしまいます。午前10時から午後6時まで入場できるアイスギャラリーで、どこよりも涼しい夏を送ってみませんか。

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