韓国労総 新委員長に李ヨンドゥク氏
Write: 2004-05-26 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
2大労働組合連合の1つ、韓国労総=韓国労働組合総連盟は25日、全国代議員大会を開いて補欠選挙を行い、李ヨンドゥク全国金融産業労働組合委員長(51)を新しい委員長に選出しました。李ヨンドゥク新任委員長は「外貨危機の後から拡大されている新自由主義を粉砕するために強力な闘争を展開していきたい。電力と自動車部門の懸案を重点的に検討し、内部改革も進めていきたい。民主労総=全国民主労働組合総連盟とも連携する」とあいさつしました。李ヨンドゥク委員長は1986年、当時の都市銀行の商業銀行の労組委員長をしていた時、韓国で初めて女性の育児休職を実現させ、2000年の金融業界の構造調整の際には、銀行労組のストライキを主導して2回拘束されるなど、強硬路線派と言われています。今回の韓国労総の委員長の交代は、4月の総選挙で韓国労総が基盤となった「緑の社民党」が1議席も取れなかったのに対して、競争関係にある民主労総が支援した民主労働党が10議席をとったことの責任をとって指導部が辞任したことから、新しく委員長を選出したものです。
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