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不良ギョーザ製造の社長 漢江に飛び降り自殺

Write: 2004-06-14 00:00:00Update: 0000-00-00 00:00:00

腐ったタクワンを材料にしたギョーザを製造販売したことで摘発され、食品医薬品安全庁から回収命令を受けたギョーザ製造会社の社長が、13日夜、ソウルの漢江大橋から飛び降り自殺しました。死亡したのは全羅南道ファスン郡に工場がある「ビジョンフード」のシン社長(35)で、橋の上には、手書きの遺書3枚とともに携帯電話や靴が残されていました。この社長は、遺書の中で、「問題のリストが発表されてから、債権者が押しかけてきて経済的に苦しくなった。国民に申し訳ない」などと書かれていました。この社長が経営していた「ビジョンフード」では、廃棄する予定のタクワンを使ったギョーザの具の製造業者から今年2月まで具を仕入れてギョーザに加工して販売ルートに卸しており、自殺する2日前は、テレビ局の討論番組に電話をかけて、「食品医薬品安全庁が合格させていたギョーザの具の製造業者から納品を受けていた。それなのに今さら中小企業に一方的に責任をかぶせるのは納得できない。廃業はやむを得ないが、ゴミ餃子という汚名はぬぐい去りたい」として政府に対して強い不満を募らせていました。

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