イラクで武装勢力に拉致され殺害された韓国人会社員 金鮮一(キム・ソンイル)さん(33)の遺体が26日夜、実家のある釜山に到着し、家族と悲しみの対面をしました。22日夜、武装勢力に殺害された金鮮一さんの遺体は、アラブ首長国連邦のドバイから大韓航空機に乗せられて26日夕方、仁川国際空港に着き、潘基文外交通商部長官らの出迎えを受けました。そして空港で簡単な追悼行事を行った後、棺は韓国空軍の輸送機で釜山に運ばれて、26日夜釜山市ヨンゼ区にある市立釜山医療院の焼香所に移され、父親のキム・ゾンギュさん(69)、母親のシン・ヨンジャさん(60)ら家族と涙の対面をしました。焼香所には多くの市民が訪れ、もらい泣きの声があたりに響きました。金鮮一さんの葬儀は、 金鮮一さんが将来、牧師になることを目指していたことから、キリスト教委員会の手で来週行われる予定です。