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「イラクを愛するのが夢」 故金鮮一さん告別式

Write: 2004-06-30 00:00:00Update: 0000-00-00 00:00:00

イラクで拉致され殺された金鮮一さんの告別式が、30日午前、釜山市東菜(トンネ)区の室内体育館で行われ、2000人が参列しました。釜山市のキリスト教委員会の主催で行われた告別式では、友人や許ナムシク釜山市長らが追悼のことばを述べました。これにこたえて遺族代表として金鮮一さんの兄のチングクさんがイラクに向けた平和のメッセージを読み上げました。「韓国がイラクを愛していること、世界がイラクを愛していること、そして私たちみんなが一つになって互いを愛すること。それが鮮一の夢だった。この席で悲しみと苦痛の峠を越え、震える声で話します。イラクを許します。あなたたちを愛しています」と述べました。このメッセージは英語とアラビア語で同時通訳されました。金鮮一さんの遺体は釜山市金井(クムジョン)区の公園墓地に安置されました。一方、120の市民団体は30日午後、釜山鎮区の広場で、合同追悼際を行いました。またイラクへの派兵反対を要求する大規模な集会がソウルと釜山で、30日夜、行われます。


カナ貿易の社長 監査院の調べのため帰国

イラクで拉致殺害された金鮮一さんが勤めていた韓国の会社、カナ貿易の金チョンホ社長が監査院の調べに応じるため、30日夕方、イラクから帰国しました。
仁川空港に着いた金チョンチョンホ社長は記者団の質問攻めに会いましたが、「国民に申し訳ない。金鮮一さんが殺されたすべての責任は私にあります」と歩きながら答えました。金チョンホ社長はまた、金鮮一さんが拉致されたことを知った時期については、「今月12日か13日だった。大使館に知らせなかったのは、自分で解決しようとしたからだ」と述べました。
金チョンホ社長は金鮮一さんの遺族に会うために釜山に向かいました。金チョンホ社長の弁護士によりますと、金社長は1日午後、記者会見をした後、監査院に出頭して調べを受けることにしています。

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