ソウル・釜山・大邱・仁川で地下鉄スト 日中は本数減らす
Write: 2004-07-21 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
ソウル、釜山、大邱、仁川の4つの都市の地下鉄の労働組合が、週休2日制の実施にともなう増員を要求して21日朝の始発から一斉にストライキに入りました。4つの都市の地下鉄労働組合は、20日夜から21日未明にかけて徹夜で労使交渉を行いましたが、週休2日制にともなう増員や勤務形態などの争点で意見の歩み寄りがみられませんでした。このため4つの都市の地下鉄の労働組合は予定どおり、21日午前4時の始発から全面ストライキに入りました。組合員のストライキ参加率は41.6%と半数を切っていますが、ソウル市をはじめ釜山、大邱、仁川の各自治体は、組合に入っていない人や退職者ら合わせて1万人を投入しました。ソウル市の2つの地下鉄公社では21日朝のラッシュアワーは、ほぼダイヤどおりの運転を維持しましたが、日中は運行本数を減らしています。また地下鉄に乗り入れている国鉄の電車もほぼいつもの運行を続けています。ソウル市は、今度のストライキが一週間以上続いた場合、非労働組合員らの疲労が重なり正常運行が困難となるではないかとみています。また地下鉄駅と連携する19のバス路線を21日からは深夜1時まで延長運転することにしています。一方釜山市は21日から3日間は正常運転できるがそれ以降は電車の運行を20%ほど減らさざるを得ないとしています。また大邱地下鉄は、21日始発から通常の57%まで縮小運行していますが、大邱市は地下鉄の輸送分担率がわずか4%に過ぎないところから、市民への影響は大きくありません。さらに光州市の地下鉄ではストライキは行われていません。
おすすめのコンテンツ
カルチャーラボK
2025-07-16
ソウル・暮らしのおと
2025-07-11
韓国WHO‘SWHO
2025-06-16