エイズや肝炎の血液 輸血などに使用
Write: 2004-07-22 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
エイズ、B型肝炎、C型肝炎の検査で陽性反応が出た血液が、大韓赤十字社職員の手違いで輸血用と医薬品の原料として使われたことが分かりました。保健福祉部によりますと、1994年から去年までの10年間に、血液検査の過程でミスが確認されたのはエイズ47件、B型肝炎721件、C型肝炎437件ありました。これらの血液は本来は廃棄すべきものを実際には輸血用として205件、医薬品の原料として480件使われ、実際にこの輸血で病気が移った人もいるものとみられます。保健福祉部関係者は「エイズの陽性反応があった血液は、輸血用に2件、医薬品の原料として3件使われたが、これらの献血者は最終的には陰性と判定され、また医薬品の製造過程でもウィルスが撲滅されるため問題はないと思う」と話しています。また肝炎血液を輸血された人のうち身元が特定された70人のうち50人が死亡していましたが、輸血が直接の原因であるとはみられないとしています。保健福祉部はこのような調査結果をもとに輸血による感染者には補償金を支給し、血液検査で手違いを犯した職員を懲戒する措置をとることにしています。
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