金善一さんの遺族 国に17億ウォン請求
Write: 2004-10-21 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
今年6月にイラクの武装勢力によって殺害された金善一さんの遺族が、20日、国を相手にどって17億5千万ウォンの損害賠償請求訴訟をソウル中央地方裁判所に起こしました。 請求の趣旨は、「国は、憲法と在外国民登録法によって、海外に滞在する国民の状況を正確に把握して保護する義務がある。しかし、イラクの韓国大使館が、イラクに滞在する国民の状況をきちんと把握していなかったため、金善一さんが拉致されたことをかなりの時間が経過した後に把握した。AP通信の記者が、外交通商部に金善一さんの拉致について問い合わせたにもかかわらず、正確に確認しないなど、保護義務を怠った」というものです。また、遺族は、「武装団体が、金善一さんの釈放条件として韓国軍のイラクへの派兵の撤回を要求したが、 韓国政府は、交渉も行わないうちに、追加派兵の原則は変えられないと発言して、殺害を決定づけた」として、金善一氏の死亡による財産上の損失とともに、慰謝料を請求しています。
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