ソウル市地下鉄公社は６５才以上の老人に対して無料乗車券を発行していますが、高齢化が進み、無料乗車券の費用が年々増えて、今年は８６０億ウォンに達する見通しです。ソウル地下鉄公社によりますと、この６５才以上の老人の無料乗車券は、２０００年は延べ６,９４５万人に出して、金額では３７２億ウォンでしたが、去年は９,７４４万人、６６６億ウォンと、年々大幅に増え続け、今年は史上初めて延べ１億人を超えて、金額では８６０億ウォンに達するとみられています。ソウル地下鉄公社のカン・キョンホ社長は、「これに対する政府の支援がなく、ソウル市が毎年２００億ウォン規模の支援をしていたが、今年は市の予算にも入っていない。老人の無料乗車券は政府の公共サービスに当たるだけに、政府レベルの対策が必要だ」と述べています。