社会
駐韓日本領事が天皇に上奏「閔妃暗殺」事件
Write: 2005-05-11 12:58:56 / Update: 0000-00-00 00:00:00
今から110年前の1895年10月8日、韓国駐在の日本の公使、三浦梧楼らが王宮に乱入して当時の王妃を殺害し遺体を焼却させた「閔妃暗殺」事件で、当時、日本大使館の內田定槌(うちださだつじ)領事が、事件2カ月後に報告書をまとめ明治天皇に上奏していたことが、日本の外務省の資料館に保存されている文書で明らかになりました。これは、內田領事が作成して外務省に報告したもので、ソウル大学歴史学科の李泰鎭教授(62)がこのほど発見しました。李泰鎭教授によりますと、內田領事の報告書は、事件発生2カ月後の1896年1月4日に外務省政務局に受け付けられ、一週間後には宮内省が天皇に上奏したことが確認できたということです。しかしその9日後に行われた殺害犯45人に対する広島裁判では、全員無罪の判決を言い渡されており、天皇が事件を黙認したのではないかとみられると、李泰鎭教授は話しています。「閔妃暗殺」事件が事件発生2カ月後に、天皇に報告されたことが確認されたのは初めてです。
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