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中国 韓国鉄鋼製品にダンピングの疑い

Write: 2002-03-23 00:00:00Update: 0000-00-00 00:00:00

中国 韓国鉄鋼製品にダンピングの疑い

アメリカに次いでEU=ヨーロッパ連合と中国が、韓国の主力輸出品の鉄鋼製品にダンピングの疑いがあるとして関税を上乗せする方針を示し、鉄鋼製品の対中国輸出に大きな影響が出るものとみられています。中国政府は、韓国、台湾、ロシア、ウクライナ、カザフスタンの5カ国の鉄鋼製品のうち冷延鋼板について23日から一斉にダンピング調査を始めると22日韓国政府に通告してきました。中国政府のこうした措置は、中国の鉄鋼メーカー3社の要請を受けて行われるもので、特に韓国に対しては他の4カ国の2倍近い32.05%という高率の関税上乗せを打ち出しており、韓国の鉄鋼業界に深刻な影響が予想されます。中国は、これら5カ国での調査をもとに9月頃予備判定を下し、各国との協議を経て来年3月か4月ころ最終的な判定を決めるものとみられます。韓国は、去年全体の鉄鋼生産量の30%にあたる1475万4000トンあまり、金額にして67億2000万ドルを輸出しており、このうちアメリカ、中国、EU市場が半分近くを占めています。

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