韓国ではこの春観測史上もっともひどい黄砂現象に見舞われており、韓国政府は人体への健康被害が心配されるとして黄砂に「3段階の警報」を発表することになりました。この黄砂警報は大気1立方メートルの砂の粉じんの重さを計り、もっとも緊急性の高い「重大警報」「警報」「注意報」として発表します。注意報の場合、高齢者や子どもの室外活動の自粛、警報は高齢者や子どもの室外活動の禁止勧告、重大警報は、室外活動の禁止勧告とともに、幼稚園と小学校の休校および授業短縮などの措置をとることにしています。韓国では8日未明から濃い黄砂に見まわれ、9日も全羅南道ヨスや慶尚北道浦港と金浦空港を結ぶ欠航したのをはじめ、全国的に小学校の授業が短縮されるなど、影響が相次ぎました