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北韓の金剛山ダムに亀裂、韓国政府対応へ

Write: 2002-05-02 00:00:00Update: 0000-00-00 00:00:00

南北を分断する非武装地帯の北韓側にある金剛山ダムに亀裂が生じるなどダムの安全性に問題があることが分かり、韓国政府が対応を検討しています。建設交通部によりますと、人工衛星からの写真を分析した結果、北韓の金剛山ダムに亀裂が生じ、補修工事を行なった跡が見つかりました。またダムの貯水率を100%にした場合は水圧が高まり、ダムの安全に異常が出てくる可能性も指摘されました。このため建設交通部は金剛山ダムの崩壊によって江原道の春川や陽丘などの地域が浸水される恐れがあるとみて対応策の検討を進めています。建設交通部の関係者は「梅雨時 1日500ミリの大雨を想定した場合、金剛山ダムの安全性に問題が生じる」として、「今月7日ソウルで行なわれる予定の南北経済協力委員会で、金剛山ダムの安全性を共同調査するよう要請する方針だ」と述べ「金剛山ダムよりさらに下流にある韓国のダムの水を抜いておく方法も検討中だ」と説明しました。建設交通部は梅雨が始まる前の来月末までに金剛山ダムの下流にある韓国の平和のダムの補強工事を終える方針です。

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