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サイエンス

民間・軍共同使用の「ムグンファ5号」打ち上げに成功

Write: 2006-08-22 16:08:19Update: 0000-00-00 00:00:00

民間・軍共同使用の「ムグンファ5号」打ち上げに成功

民間と軍が初めて共同で使用する通信衛星ムグンファ5号が、22日午後0時27分に、ハワイ南方の赤道上の公海からの打ち上げに成功し、午後1時40分頃、地上管制所と初の交信が交わされました。
ムグンファ5号は、1996年に打ち上げられたムグンファ2号の寿命がつきたことから新たな衛星通信の需要に備えて作られたもので、フランスの会社が制作にあたり、アメリカの打ち上げ会社によって打ち上げられました。
ムグンファ5号は、36の中継器を搭載し、このうち12個は寿命がつきた放送通信複合衛星のムグンファ2号の役割を果たし、12個は、アジアの放送事業会社や通信会社を対象に韓国のドラマなど放送コンテンツの送出に利用される計画で、残り12個は、軍の衛星通信用として使われます。これまでのムグンファ1号から3号までは、いずれも韓国国内向けのサービスに限られていて、3号だけがごく一部海外への送出が可能になっていましたが、ムグンファ5号は、電波が届く地域を中国や日本など東北アジアに広げたことで、韓国のドラマをアジアの各地にサービスできるようになりました。

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