三星電子は、第4世代の無線通信の技術を世界で初めて公開しました。
三星電子は、31日、済州島の新羅ホテルで開かれた「第4世代の移動通信フォーラム」で、車で移動中でも、100Mbps、停止状態では1Gbpsという速い伝送速度を誇る次世代無線通信技術を披露しました。
1Gbpsの伝送速度は、2時間前後の映画1本をわずか5.6秒、MP3の音楽ファイル100曲を2.4秒間でダウンロードでき、三星が開発して、このほどアメリカに進出させたワイブロより最大50倍も早い伝送速度です。
三星電子の第4世代の移動通信技術の発表で、来年、周波数帯域が決まり、2010年にも世界の標準化が行われる予定の第4世代の無線通信技術は、韓国が技術の主導権をにぎることが期待されています。