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サイエンス

大腸がんの発病遺伝子 韓国研究人が究明

Write: 2006-09-14 21:29:29Update: 0000-00-00 00:00:00

大腸がんを起こす仕組みが韓国の研究チームによって初めて究明され、この仕組みを利用した新しい治療薬の開発が期待されています。
ソウルのカトリック医科大学付属の江南聖母病院産婦人科のキム・ジヌ教授の研究チームは、これまでがんの発生と関係があるとされていた、DP1遺伝子が大腸がんの発生に深くかかわることを初めて究明しました。
研究チームによりますと、大腸がんの患者30人を対象に遺伝子検査をした結果、およそ60%の人の遺伝子で、DP1遺伝子が一部欠けていることが確認されました。
これで、大腸がんは、がんを誘発する遺伝子がDP1の機能を抑制するため発病するものとみられるということです。
大腸がんの発生の仕組みが今回明らかになったことで、これを生かした新しい治療薬の開発が期待されています。
今回の研究結果は、アメリカの胃腸病学の専門雑誌の最新号に掲載されました。

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