サイエンス
アジア最古の翼竜の足跡など発見 南海岸の昌善島
Write: 2006-09-22 07:37:05 / Update: 0000-00-00 00:00:00
慶尚南道南海郡昌善島(キョンサンナムド・ナムヘグン・チャンソンド)で世界最古とみられる、水かきがある鳥の足跡の化石が大量に見つかったのに続いて、アジア最古の翼竜の足跡の化石と恐竜の卵が置かれてあった巣の化石も発見された模様です。
韓国教員大学校のキム・ジョンリュル教授チームが21日明らかにしたところによりますと、研究チームは昌善島で、アジアで最も古い翼竜の前足の足跡12点と後足の足跡15点など計27点の化石のほか、およそ10の恐竜の卵が置かれてあった巣の化石を発見しました。
足跡は鮮やかで、翼竜の前足の足跡の長さは10~12センチ、幅が3~4センチで、後足の長さは13.8センチ、幅が4.1センチだということです。キム教授は今月14日にも、昌善島で中生代白亜紀の前期末にあたる約1億1000万年前に湖沿いに積まれた地層から、水かきのある鳥の足跡の化石およそ100点を見つけたと発表しましたが、これは世界最古とされる全羅南道海南郡(チョンラナムド・ヘナムグン)のものより1600万年も前のものとなります。キム教授は「鳥と翼竜の進化を研究するうえで貴重な資料になる。化石がある場所を国の文化財に指定することが必要だ」と語りました。
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