サイエンス
ウルルン島に測量の基礎となる新しい基準点
Write: 2006-10-18 21:56:05 / Update: 0000-00-00 00:00:00
行政自治部は18日、東海の鬱陵(ウルルン)島に地籍測量の基礎となる国際基準に沿った基準点を新しく設置しました。
この基準点は地球表面上での位置と高さを正確に定めた点で、地籍調査を行なう上での基礎になります。
韓国で現在使用されている基準点は、西部、中部、東部の三つがありますが、これらの基準点は韓国が日本の植民統治を受けていた時代に東京の基準点を基礎に設置されたものです。
この場合、基準点から遠くなればなるほど測量の誤差は大きくなることから、土地の境界、面積、形状などが現実とは違う場合があり、財産権をめぐる紛争も少なからず発生していました。
行政自治部はより正確な地籍調査を進めるため、再来年2008年までに人工衛星による測位システムを利用して全国の1200カ所に新しい基準点を設置する計画です。
人工衛星による測位システムを利用しますと、測量の誤差を現在の±36センチから±3センチ以下に減らすことができます。
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