サイエンス
韓国の科学者 寿命尽きた細胞探すメカニズム究明
Write: 2006-10-20 17:05:47 / Update: 0000-00-00 00:00:00
人の体が外部のウィルスやがん細胞の侵入を受けて、自動的に免疫体系を働かせる原理を韓国の科学者らが究明し、20日、世界的な科学専門誌「Cell」に掲載されました。
ソウル大学生命科学部のアン・グァンソク教授(44)とパク・ボヨン博士(31)による研究チームが究明したところによりますと、ウィルスやがん細胞は自分のたんぱく質のうち寿命が尽きたものを細かく分解します。
それを人の体にあるPDIという物質が捕獲して有害なウィルスや細胞を殺す役割をする殺傷T細胞に運ぶということです。
この研究成果を応用すれば、慢性ウィルスを治療するワクチンや副作用がほとんどない抗がん剤などを開発できるものとみられると説明しています。
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